Hektor 200/2.5 


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Hektor 200mm f2.5

プロジェクター用のヘクトール 200/2.5

詳しいことはわからないが、1940年から50年
にかけて、ライツがPradoという名前でブローニー
用のブロジェクターを生産していて、そのプロジェ
クターレンズとして、Hektor 200/2.5、250/2.8、
300/2.8といった大口径のレンズを用意していた。

Hektor 125/2.5というヒゾ用のレンズがあるが、
このレンズがプロジェクター用レンズから転用
されたのは有名な話。であるが、Hektor 120/2.5
というプロジェクターレンズをばらしてみると、
レンズ構成はほぼ同じだった。

これも推測の域を出ないが、このHektor 120/2.5
をレンズ構成はそのままに大きくしたのが、
200/2.5、250/2.8、300/2.8だと思われる。

撮影した印象からすると、250/2.8がもっとも
鮮鋭で、300/2.8は柔らかいような印象を持った。
ただ、きちんとマウントしたわけではないので
なんとも言えないけれど。

この200/2.5は、250/2.8とともに、ムサシさんで
ペンタ67マウント化していただいたので、CONTAX
645で使えるようになった。銅鏡やヘリコイドの内
面反射対策を検討中であるが、ELCAN 150/2.8
とは対照的な柔らかい描写である。ピントは一応
来ているのだけど、開放のf2.5ではフレアがある
ようで、少し絞るといいかもしれない。

シャープな描写もいいのだけれど、人物や花など
の被写体には、こういったなんとも言えない柔らかさ
もなかなかのものだと思う。